A — 強いエビデンス 保湿・バリア機能
セラミド
Ceramide
INCI:
エビデンスグレード
Grade A
複数の質の高いRCTまたはメタアナリシス/システマティックレビューで、ヒトの皮膚に対する有効性が確認されています
推奨濃度
要確認
対応する肌悩み
乾燥 敏感肌・肌荒れ
主な効果
- 皮膚バリア機能の修復・強化
- 経表皮水分蒸散(TEWL)の低下
- アトピー性皮膚炎の症状軽減
作用メカニズム
セラミドは皮膚の角質層に存在する脂質の約50%を占め、コレステロール・脂肪酸とともに「ラメラ構造」を形成して皮膚バリアを維持します。アトピー性皮膚炎などバリア機能が低下した肌ではセラミド量が顕著に減少しており、外用補充により経表皮水分蒸散(TEWL)を低下させることが確認されています。
エビデンス概要
複数の臨床試験で、セラミド含有保湿剤がアトピー性皮膚炎の症状スコア(EASI・SCORADなど)を有意に改善することが示されています。また健常肌でも長期使用で角質水分量が増加し、TEWL が低下します。セラミドNP・AP・EOPの3種を含む製剤(CeraVeなど)がRCTで特に有効性を示しています。
配合比率の重要性
天然の皮膚バリアに近い効果を得るには、セラミド:コレステロール:脂肪酸=1:1:1〜1:2:1の比率が理想とされています。単独のセラミドよりも3成分を含む製剤の方がバリア修復効果が高いとされています。
成分の相性
✓ 相性の良い成分
注意事項
単独では効果が限定的で、コレステロール・脂肪酸との比率が重要
植物由来・合成など種類により吸収率が異なる
参考文献(1件)
- 「The role of ceramides in skin barrier function (2018)」, .