B — 中程度のエビデンス 美白
α-アルブチン
Alpha-Arbutin
INCI:
エビデンスグレード
Grade B
少なくとも1つのRCTでヒトの皮膚に対する有効性が示唆されているか、複数の質の高い臨床試験があります
推奨濃度
要確認
対応する肌悩み
シミ・色素沈着 くすみ
主な効果
- チロシナーゼ阻害によるメラニン生成抑制
- シミ・そばかすの予防・改善
- 炎症後色素沈着の軽減
作用メカニズム
α-アルブチンはハイドロキノンのグルコシド(糖結合体)です。皮膚でゆっくりと加水分解されてハイドロキノンを放出することなく、そのままの形でチロシナーゼを競合的に阻害してメラニン合成を抑制します(β-アルブチンよりも阻害効果が10〜15倍高い)。
エビデンス概要
1〜2%のα-アルブチン製剤について、無作為化比較試験(RCT)でUVB誘発色素沈着およびメラスマ(肝斑)において有意な美白効果が確認されています。皮膚刺激が少なく安全性が高いことも評価されており、ハイドロキノンが使いにくい方の代替成分としてよく使用されます。
β-アルブチンとの違い
市販の化粧品に多く使われるβ-アルブチン(コウジイチゴなどから抽出)と比べ、α-アルブチンの方がチロシナーゼ阻害効果が大幅に高いですが、製造コストも高くなります。「アルブチン配合」と表記されている場合、α型かβ型かの確認が重要です。
成分の相性
✓ 相性の良い成分
注意事項
β-アルブチンより効果が高いが価格も高め
高濃度(10%以上)ではメラニン産生促進に転じる可能性あり
参考文献(1件)
- 「Alpha-arbutin as a skin lightening agent (2012)」, .