A — 強いエビデンス 美白・抗酸化
ビタミンC(アスコルビン酸)
Ascorbic Acid (Vitamin C)
INCI:
エビデンスグレード
Grade A
複数の質の高いRCTまたはメタアナリシス/システマティックレビューで、ヒトの皮膚に対する有効性が確認されています
推奨濃度
要確認
対応する肌悩み
シミ・色素沈着 しわ・たるみ くすみ
主な効果
- メラニン生成抑制による美白効果
- コラーゲン産生促進によるエイジングケア
- 抗酸化作用による酸化ストレス軽減
作用メカニズム
L-アスコルビン酸(純粋ビタミンC)は、メラニン合成の律速酵素であるチロシナーゼを阻害することで美白効果を発揮します。また、コラーゲン合成に不可欠な補酵素として機能し、プロリンやリジンのヒドロキシル化を促進します。
エビデンス概要
複数のランダム化比較試験(RCT)で、5〜20%のビタミンC外用製剤がシミの明度改善、コラーゲン産生増加、紫外線ダメージ軽減において有効性を示しています。特に10〜20%濃度でビタミンEとの併用が相乗効果を示すことが確認されています(Vitamin C + E + フェルラ酸の組み合わせが有名)。
安定性について
純粋ビタミンCは非常に不安定で、空気・光・熱で速やかに酸化(黄変→茶変)します。黄色く変色した製品は活性が低下しています。安定化ビタミンC誘導体(グルコシルアスコルビン酸、アスコルビルグルコシドなど)は安定性が高い一方、皮膚での変換効率が低い場合があります。
成分の相性
✓ 相性の良い成分
注意事項
酸化しやすく開封後は早めに使い切る
低pHのため敏感肌には刺激を感じる場合あり
光・熱・空気に不安定
参考文献(1件)
- 「Vitamin C in dermatology (2013)」, .