B — 中程度のエビデンス 保湿・エモリエント
スクワラン
Squalane
INCI:
エビデンスグレード
Grade B
少なくとも1つのRCTでヒトの皮膚に対する有効性が示唆されているか、複数の質の高い臨床試験があります
推奨濃度
要確認
対応する肌悩み
乾燥 敏感肌・肌荒れ
主な効果
- 皮膚表面への油分補給(エモリエント)
- 水分蒸散防止によるバリア機能サポート
- 皮脂と近い組成で肌なじみが良い
特徴
スクワランは、人体の皮脂にも含まれるスクワレンを水素添加して安定化した炭化水素油です(スクワレンは不安定で酸化しやすいため、スクワランに変換して使用)。無臭・無色で刺激が少なく、様々な肌質・製品タイプに幅広く使用されます。
エビデンス概要
スクワラン単独の大規模RCTは限られていますが、基剤成分として多くの皮膚科製剤に使用されてきた長い安全性実績があります。皮膚バリア改善、水分量増加、経表皮水分蒸散量(TEWL)低下についての複数の臨床試験で有効性が示されています。刺激性が非常に低く、敏感肌・乾燥肌からオイリー肌まで幅広く適用できる点が特徴です。
植物性スクワランの台頭
従来はサメの肝臓油由来が主流でしたが、現在はオリーブ油やサトウキビ由来の植物性スクワランが主流になっています。品質・効果は同等であり、動物保護・持続可能性の観点からも植物由来が推奨されます。
成分の相性
✓ 相性の良い成分
注意事項
ニキビ肌は合わない場合もある(コメドジェニック係数は低い)
植物由来(オリーブ・サトウキビ)と動物由来(サメ)があり、環境面で植物由来が推奨
参考文献(1件)
- 「Squalane: Review of skin benefits (2018)」, .